車のキャブレターの仕組みとは?
コラム
車のキャブレターは、エンジンに必要な燃料と空気を正確に混合する役割を果たす装置です。エンジンが正常に作動するためには、燃料と空気の比率が適切でなければなりません。
キャブレターは、エアクリーナーから取り込んだ空気と燃料を混合し、シリンダーに送り込みます。
この混合気は、シリンダー内で着火されて燃焼し、エンジンの動力となります。
キャブレターの主要な部品には、スロットルバルブ、メインジェット、エアジェット、フロートなどがあります。
スロットルバルブはアクセルペダルと連動して空気の量を調節し、メインジェットとエアジェットは燃料と空気の比率を調整します。
また、フロートは燃料のレベルを保つための役割を担っています。
キャブレターは、燃料供給方式のひとつであり、最近の車では燃料噴射システムに置き換えられることが一般的ですが、古い車や特定の車種ではまだ使用されています。
キャブレターは比較的シンプルな構造であり、メンテナンスや修理も比較的容易ですが、正確な調整が必要となります。
弊社では車の安全性向上や性能向上のためのレストアも行っています。
特に旧車のカスタムを希望される方からのお問い合わせが多くなっています。